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グラフィック
  デザイナーって?

□装丁とは?
□具体的に
  どの部分を
  デザインするか?

□本の各部の名称
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  About Design
last update 2002.04.11

 デザイナーの仕事について、少しずつお話ししていきたいと思います。



グラフィックデザイナーって?

 グラフィックデザインとは、主に印刷を媒体とした視覚デザインのこと。
 グラフィックデザイナーは、広告、ポスター、チラシ、パッケージ、雑誌、書籍などをデザインする人。
 私は主に書籍・雑誌のデザインをしているので、「ブックデザイナー」「エディトリアルデザイナー」や、装丁の仕事の時には「装丁家」と呼ばれることも。でも、なんだかくすぐったいので、自分から「装丁家」とは名乗ったことはない。名刺には単に「DESIGNER」と記してある。
[2000.11.06]

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装丁とは?

 そうてい【装丁・装釘・装幀】 書物を綴じて、表紙などをつけること。また製本の仕上装飾、すなわち表紙・見返し・扉・カバーなどの体裁から製本材料の選択までを含めて、書物の形式面の調和美を作り上げる技術。また、その意匠。装本。───広辞苑 第五版 岩波書店より

 こう書かれると、なんだかとても大層なものに聞こえるけれども、ひとことで言えば、「本のデザイン」。

 私にとっての「装丁」は、プレゼントをラッピングする感覚に近い。だからと言って、カバーは単なる包装紙じゃないので、捨てないでくださいね。
 贈る相手、プレゼントの中身に合わせて、品物を包む、といった感じ。相手は読者、中身は小説(またはエッセイなど著者が書いたもの)。
 美しく包まれたプレゼントをあけるような、わくわくして気持ちで本を開いて欲しいと願っています。

☆まめ知識☆
・本来は装い訂める意の「装訂」が正しい用字。「幀」は字音タウで掛け物の意。───広辞苑 第五版 岩波書店より
 明治末期、装本の美術工芸的要素が強まるにつれ、「製本」にかわって装い釘じる意の中国風の熟字「装釘」が使われたのが始まり。
・「装幀」は本来「とう(たう)」であるが、慣用によって当てる。
・「装丁」という表記は昭和31年の国語審議会報告「同音の漢字による書きかえについて」で決められたもの。
───日本国語大辞典 第二版 第八巻 小学館より
[2002.04.11]


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具体的にどの部分をデザインするか?

  装丁の仕事では、以下の部分のデザインを担当します。各部分の名称については、次項目『本の各部の名称』をご参照ください。

◆カバー 本体にかけられている紙。(ジャケット)
  タイトル文字のデザインや、装画または写真のレイアウトを行い、用紙を選ぶ。表面加工(PPやニス引きなどのコート)の指定もする。
  装画や写真は、著者や編集者からの指示で決められ他のもを使う場合と、装丁者が探して選んだり、写真を加工することやイラストを描く場合がある。

◆オビ カバーの上に巻かれている、宣伝文句などの入った細長い紙。
  キャッチコピーなどをレイアウトし、用紙を決める。

◆表紙 本体の外側の厚い紙。
  タイトルや、絵・写真を配し、用紙を選ぶ。1色か2色で印刷をすることが多い。上製本は、丸背・角背などの指定も。上製か並製かは、依頼の時に指定されることが多い。

◆見返し 表紙の内側に貼ってある紙。
  用紙を選ぶ。場合によってはデザインを施すこともある。なかなかじっくりと見る人は少ないが、表紙や見返しは、紙の風合いや色で、出来上がった本の質感や雰囲気が左右される重要なポイントだと思う。

◆花布(はなぎれ) 本体の背(表紙の内側)につけてある布。ヘッドバンド(ヘドバン)とも言う。
  絹や木綿などの素材や色を、見本から選ぶ。

◆しおり 本体の背(花布の内側)につけてある紐。スピンとも言う。
  花布と同じく、見本から選ぶ。

◆別丁扉 本の中身の最初のページ。本文とは違う用紙。
  タイトルや、絵・写真を配し、用紙を選ぶ。1色か2色で印刷をすることが多い。

◆扉 本の中身と同じ用紙の最初のページ。
  依頼があったときにはデザインを施すが、私の場合はシンプルなものにすることが多い。

◆序文・目次・章扉 
  依頼があったときには作成する。

◆本文 
  何気なく文章が入っているだけのように見えるが、実は、読みやすいように、天地やのど・小口の空きを計算し版面を決め、本文や柱・ノンブルを配置している。

◆奥付 書名・著者名・発行日・発行元、印刷所などが記載されているページ。
  フォーマットが決まっている場合もあるが、新たにレイアウトをすることもある。


  依頼によっては、カバー・帯・表紙・見返し・別丁扉までのデザインを担当し、目次・本文などは編集部でレイアウトを行うこともあります。文庫やノベルスは、カバーのみ、またはカバー表1のみのデザインです。

  その他、装丁家がデザインを担当するものに、箱(ケース)がありますが、残念ながら私はまだ作成したことがありません。最近は箱入りの書籍はあまり見かけなくなってしまいましたね。
[2002.04.11]


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本の各部の名称

本体名称 本体名称

本体名称 本体名称


[2002.04.11]

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グラフィックデザイナーって?
装丁とは?具体的にどの部分をデザインするか?本の各部の名称
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